地盤材料試験(土質試験)とは

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生活に関わる地盤材料試験

私たちの生活環境と深く関わる地盤材料試験

我が国の国土は海洋プレートが衝突する位置に在るため、 複雑な地形・地質を形成しており、 地震列島、火山列島ともよばれています。
地盤は材質としては、粘土・シルト・砂・礫・岩石・火山灰・まさ土・有機質土など多様な材質で構成されています。状態としては、軟弱地盤・盛土・切土・岩盤・斜面・埋立て地盤など多様な状態で構造物と接しています。時間変化によっては、降雨による吸水・乾燥・吸水と乾燥を繰り返すことによる風化・沈下・斜面などの侵食・災害による損傷など常に変化し続けています。
この多様で複雑な地盤に対して信頼できる構造物が適切に設計・施工できるよう、地質調査とともに地盤材料試験(土質試験)が実施されています。

地盤材料試験(土質試験)とは

計画

必要とされる土木構造物や建築物を計画すると、それは必ず地盤と接することとなります。

地質調査(地盤調査)

資料調査

既存資料の収集・分析

現地踏査

現地にて地形・地質・周辺環境等を調査

予備調査、本調査

ボーリング調査、原位置試験、室内地盤材料試験等を実施

地盤は土や石の集合体です。土や石には個々の強さや性質がありますが、その集合体である「地盤」としての強さや性質もあります。外力(構造物の重量、掘削、盛土、豪雨や地震などの自然災害)によって弱くなったり、状態が変化したりすると地盤が変形、崩壊します。

【{計画する土木構造物や建築物自体}+{地震や降雨などの外力}】に対して【地盤の強さや安定性】が十分に確保できているかを設計の際に計算する必要があります。地盤は自然物であり、多数の要素が絡んだ状態で構成されています。地盤の強さや安定性を把握するには地質調査が必要となります。地質調査の信頼性をさらに高めるために地盤材料試験(土質試験)が必要となります。

設計

支持力、安定、沈下、液状化等の検討。構造物や建築物の設計。

設計においては、地質調査結果とは別に、または新たに地盤定数が必要となる事があります。

施工

現地で用いる地盤材料の評価、施工後の品質確認

施工においては、材料の適正確認のために地盤材料試験が必要となる事があります。また、品質管理のための地盤材料試験が必要となる事があります。

管理

定期的なメンテナンス、修繕

構造物や地盤は劣化や経年変化が生じます。対策の検討のために地盤材料試験が必要となる事があります。

どこにどんな試験が必要か見てみましょう。

調査・設計・施工・管理、どの段階においても地盤材料試験(土質試験)が関わってきます。

安全・安心な生活基盤を確保するために 適切な地盤材料試験が必要となります。